恵みの中で…


by mariko0204

子猫がやってきた

ニャアニャア、悲鳴のような鳴き声に外へ出てみると
表に子猫が一匹よたよた歩いてくる。

近所の人の話では、この子によく似た親猫が、ここ(わが家の玄関先)へ置いて
走っていったわ、と。

どうやら子猫をひとり立ちさせる時期が来たらしい。

野良猫としてひとり立ちさせるのなら、何もうちの玄関に置くことないと思うけど。
田んぼへでも連れて行けば、今なら子猫も上手に餌をとって
寒くなるまでに大きく育つのやない?

わたしは子猫の鳴き声に弱い
ネコ嫌いなムーがいるから飼ってはやれないけれど
お腹を空かしているやろうと、食べ物をやりたくなる。

いやいや、ここでやったらノラになれなくなる、としばらく我慢していたけれど
やっぱりアカンかった。

ミルクをやり
ムーのえさをお湯でやわらかくしてやり
水をやり
こねこはハウハウ、ケトケト美味しそうに食べてしまった。

小さなダンボールに古いタオルを敷いて、寝る場所まで作ってしまった。

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人懐っこくて、すぐに足元からよじ登ってきて抱かれようとする。
ムーがうちへ来た時は、警戒して寄り付こうとしなかったのに・・・

だんだん考えが固まってくる
ムーといっしょには飼えないが
小屋で飼ってもいいかなぁ
昼間は軒で飼えばいい

ネコ嫌いのしーちゃんと、あまり好きでない夫になんとか了解してもらおう。

今夜は、おかあさんと別れてはじめての夜です。
晩ご飯をたらふく食べて、小屋の中でひとりおとなしく寝ているようです。
そばへ行くと、またお母さんを思い出すだろうと
そっと外からようすを伺っています。

ちょっと可哀そうな気もしますが、慣れてもらうしかありません。

名前、つけてやらねば・・・
by mariko0204 | 2007-10-09 22:25 |