恵みの中で…


by mariko0204

オカリナ

 昨日の午後は、教会のオカリナの練習日。
練習は月二回、地域の練習も月に二回なので、わたしは毎週参加していることになる。
昨日は、イースターに向けての賛美の練習だった。

生涯に何かひとつ楽器ができたらよいな~と思っていた。

義父が雨の降る日に(外の仕事が出来ないので)よくハーモニカを吹いていた。
その季節に合った童謡が主で、今頃なら、おぼろ月夜、せいくらべ、こいのぼり・・・など。
琵琶湖周航の歌は年中吹いていたように思う。
素朴な音色が良いな~と、わたしもなにかしたいなぁと思いながら聞いていた。

そんな時オカリナに出会い、これなら出来るかなぁと、左の一番小さいの(ソプラノ管)を買ってみた。
オカリナ_f0032265_10231067.jpg
畑や山で吹くのが夢だったけれど、ひとり練習は長続きせず、いつのまにか吹かなくなってしまった。

しばらくして、教会にオカリナの上手な副牧師が赴任して来られて、何人かが教えてもらうことになった。これが、教会にオカリナグループが誕生したはじまり。あれからもう7年になる。

初めはたくさんの人が参加したけれど、今では5人。
少し後に始まった地域のグループも、はじめは大勢だったけれど、ここも常時活動できるのは4人になってしまった。
副牧師の転勤後、グループの中の人がリーダーとなり、今ではソプラノ、アルト、テナー、バス管の四本のオカリナで四重奏ができるようになった。

このグループ、五人のうちピアノの先生が三人、元幼稚園の先生が一人、わたしだけが音楽できない人。地域のグループも、二人はピアノの先生(うち一人は教会のメンバーと同じ)、もうひとりは学生時代からギターをしてた人、やっぱりできないのはわたしだけ。

オカリナって(何でもそうかもしれないけれど)本当に難しい。
息で音が変わってくる。
その音を聞きながら調整していくのだけれど、わたしは絶対音がわからない。
オカリナは陶器で出来ているので、気温や湿度によって音が変わる。
ひとり楽しみで吹いているのは良いけれど、みんなと一緒というのは無理かな~、やめようかな~、とよく思った。
ここでやめたらもうオカリナ吹かなくなるだろうなぁ、もうちょっと頑張ってみよう、それでもだめならやめよう・・・ごちゃごちゃ思いながら、毎日少しの時間でも練習をした。
吹くことはとても楽しかった。次々と吹ける曲が増えて嬉しかった。

いつのまにか、音を合わせることが出来るようになった。
まだまだみんなの足を引っ張ることが多いけれど、綺麗なハーモニーを作るということが、少し出来るようになった、と思う。
わたしは主にテナー管(右端)担当。
「まり子さん、もう半音高く!」・・・とっても厳しい指導、でも、楽しい~♪

忍耐してくださっているみなさんと、
ピーピーうるさい練習に我慢してくれる家族に感謝、です。
by mariko0204 | 2006-03-29 11:53 | 教会