恵みの中で…


by mariko0204

ジャケット

 毎年今頃の季節と秋ぐちの頃になると、このジャケットが登場する。
10年ほど前に作ったもの。着古してよれよれになっている。

<なぜ着物のことで心配するのですか。野のゆりを見なさい・・・>と聖書にあるけれど、
布の好きなわたしは、こんな布でこんなのが作りたいな~、
こんな服が欲しいな~、と時々考える。
それを実際に形にしていこうとするのだけれど、専門技術のないわたしには難しいところが多々出てくる。
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このジャケットは、またタイの手織綿の化学染め。
織り方が荒く、それが風合いでもあるのだけれど、この布が服に適しているかどうかよく分からない。
織の薄いところもあるので、裏地を付けるのが良いのだろうけれどそれができない。
で、こんなことを思いつきました。
図書館で借りた「大人のカジュアル」という洋裁の本の型紙を参考に布を裁って、その上に○や△□etcに布を裁ち、切りっ放しのままミシんでぐるぐる縫い付けていく。
全体のバランスを見ながら、絵を描くように・・・。
こうすると全体がほぼ二重になって、薄いところも気にならなくなった。
あとは服になるよう試着を何度もしながら、自分の体に合うように縫い繋げていく。

自分の服はよく手作りする。
垢抜けていなくても、ちょっと・・・と思うものでも割合気にしないで着ている。
でも、その着方には私なりのルールがある。(たいそうな・・・)
上下とも手作りは着ない・・・という。

スカートが手作りなら、上はどんなに安物でも既製品のTシャツとか、という風に・・・。
上も下もだと何だか笑える格好になるのです。

このジャケットの下は、たいてい白のコットンパンツに白のスニーカー・・・おばさんのカジュアルです。
by mariko0204 | 2006-03-17 20:39 |