恵みの中で…


by mariko0204

26年ぶりに・・・

テレビはあまり見ないのですが(古くてよく映らないので見る気がしない)
なにげなく見ていると、なんと「シベリア鉄道」が映っている。


はじめてシベリア横断鉄道を見たときもそうだった。
テレビをつけていたら
大陸を横断する赤い列車が映し出されていました。
流星ロシア号
そのころはソ連(ソビエト社会主義共和国連邦)とよんでいた時代でした。
首都モスクワからウラジオストクまで9297キロの鉄道の旅
NHKの取材班がものすごい機材を持っての撮影
社会主義国家だったので映せないところもたくさんあったそうだが
わたしはもうドキドキして見ていました。

日本人捕虜による強制労働
イルクーツクの日本人墓地
タイガを走る列車
車窓の風景
社会主義の暮らし

あれ以来いつかシベリア鉄道に乗って旅をしたいと思うようになりました。
前後してこの本が↓出ていることを知り早速購入
穴のあくほど繰り返し読みました。
地図も地名もいつの間にやら覚えてしまいました。
興味を持つと言うことは知識のはじめだって、誰かが言ったような。

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その後、宮脇俊三さんの紀行文「シベリア鉄道9400キロ」
椎名誠の「ニタリノフの便座物語」「シベリア追跡」
澤地久枝の「わたしのシベリア物語」
いろいろ読みました。

アレから26年になるそうです。
26年ぶりにモスクワからウラジオストクへ同じ地を辿る
激動の26年にすっかり変ったところや、あまり変っていないところ
昔の映像と重ねながら紹介されていました。

行ったことがないのに、懐かしかった。

あの頃のシベリア熱がまた戻ってきたよう
いつか行ってみたい、とまた思ってしまった。
by mariko0204 | 2008-01-28 22:09 |