流氷と花咲線 2
2015年 02月 27日
釧網線の網走―知床斜里間は、車窓に流氷を見ながら走る路線で
なかでも、北浜は「流氷に一番近い駅」として有名である。
その北浜で降りて、次の列車までの時間を、駅周辺ですごすことに。
降りてみると、謳われている通り、駅のすぐそば線路のすぐ向こうが
オホーツク海、流氷がびっしり接岸されていた。
遠くロシア、アムール川から流れてきたものかと思うと
自然の偉大さ、創造主なる神さまを思う。
町を歩く
知床斜里で一泊
旅の三日目、
この旅はじめての快晴。
ホテル8階からの眺めは、水平線に白く長く広がる流氷だ。
知床斜里駅から釧路湿原駅へ
車内は中国からの旅人であふれていた。
座るところがなく、特等席で(運転手さんの後ろ)流れる風景を眺める。
そんな車内で地元の人(女性)が声をかけて下さる。
東京から嫁いできて、今はビートを育ててんさい糖を作っていると。
山の方を指して「あそこでビートを作っているの
冬は薪ストーブをがんがん焚いて、30度の部屋でアイスクリームを食べているの」、と
楽しそうにおしゃべりして清里という駅で降りて行かれた。
魔周から来たという女性は生まれも育ちもこの地
冬は寒くて辛いと言われる。
前の週、どこもかも通行止めになり、食べものも思うように手に入らなかったときは
とても不安だった、と。
北海道に暮らす人もいろいろなんだなぁ~
「気をつけて良い旅を」とふたりとも温かい言葉をかけて下さってさよならした。
道東の人の優しさに触れたうれしい出会いだった。
線路の向うに羅臼岳
細岡展望台
地の深みは主の御手のうちにあり、
山々の頂も主のものである。
海は主のもの、主がそれを造られた。
陸地も主の御手が造られた。
詩編95:4.5
3につづく
by mariko0204
| 2015-02-27 21:26
| 旅