20年ぶりのキャンプ
2014年 11月 02日
10月中ごろに予定していた20年ぶりのキャンプ
天候の具合や、みんな(夫、娘、わたし)の都合で延び延びになっていたのだが
ようやく30,31日に1泊で行ってきた。
長野県奈川、標高1200mにあるキャンプ場の紅葉は残念ながら終わっていたが
周りの山々の黄葉は圧倒されるほどの美しさだった。
旅の目的は
ただ辺りを散策すること
夜、星を見ること
キャンプ場から車で30分ほど行ったところにある「野麦峠」を歩くこと
近くの日帰り温泉へはいる
奈川のそばを食べる、である。
シーズンが終わったキャンプ場は閑散としていて
わたしたちともうひと組のグループだけで
広いサイトをほぼひとり占めのような贅沢さだ。
夜半の気温が氷点下になると知り
テント(昔にホームセンターで買った安物で、外との温度差にテントの内側に水滴が付きぽとぽと落ちてくるのだ。多分夏用なのだろう)を断念してバンガローを借りることにしたが
毎年今の季節を好んで訪れているというもうひとつのグループの人たちは
テントの方が温かいと言っていた。
わが家はテントとシュラフとテーブル、椅子以外、アウトドア用の便利な道具は持っていなくて
いつも家にあるものを集めて持って行く。
やかんや土鍋、古いポット、コンロ、湯たんぽ・・・
準備するのは大変だけど、なかなか楽しいものだ。
夕飯はよせ鍋、
材料は全部家で切っておき、土鍋にうどんといっしょに放り込んで煮るだけ
ごはんはサトウのあれ
夫熱燗、娘ビール、わたしそれぞれのをちょっと
朝は
コンロでトースト、バタをぬってチーズとポテトサラダのせ
熱いコーヒーとバナナ
自然の中で食べるごはんは、なんでもとっても美味しい。
次の日は野麦峠
「ああ 野麦峠」で見た峠道は、とても険しいものだったが
実際はよく手入れされ歩きやすそうなものだった。
ここもシーズンオフなのか誰も来ている人はいなかった。
キャンプ場で
この辺り一帯、近頃頻繁に熊が出没すると聞き
峠越えは(半分ぐらいで引き返すつもりだったが)断念。
人の多い季節にもう一度、と思うが
来られるかどうかはわからない。
入り口だけ
これを機に
いつもの鈍行列車旅に加え、キャンプ旅もしようと話がまとまった。
どちらもかなり体力が要る旅なので、いつまで続けられるか自信はないが
とりあえず専門店でテントを買おうということになった。
すべての人は草
その栄光は、みな野の花のようだ。
主のいぶきがその上に吹くと
草は枯れ、花はしぼむ。
まことに民は草だ。
草は枯れ、花はしぼむ。
だが、私たちの神のことばは永遠に立つ。
イザヤ40:7.8
by mariko0204
| 2014-11-02 22:12
| 旅