恵みの中で…


by mariko0204

よめしゅうとめ

教会のある人が
キリスト教雑誌「百万人の福音」を貸してくださった。
「嫁姑秘話」という特集が組まれている。
サブタイトル:どうしたらうまくやっていけるの:


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わたしと姑しーちゃんはいっしょに暮らしはじめて
早いものでもう34年になる。
その間本当に言葉では言い尽くせないほど
いろいろなことがあった。
「どうしたらうまくやっていけるの」は
本当にずっとの課題である。

夫の母でなかったら
決して近よらなかったであろうしーちゃんのタイプ。



「自分を愛するように、隣人を愛せよ。」
というみ言葉が、聖書の中にある。

♪姑、小姑賢くこなせ
 たやすいはずだ 愛すればいい♪
 さだまさしの歌にある。

好きな人を愛するのはたやすいだろうが
そうでない人を愛するのは、なんとタイヘンなことか。

この内容は
クリスチャンのお嫁さんが
お姑さんから長年いじめられ、迫害され途方にくれながらも
晩年、お姑さんが信仰を持ち、和解し
おかあさん愛せなくてごめんなさい、天国で会いましょうね
という言葉で送られたのだった。




しーちゃん88才
ご飯もおいしいおいしいとたくさん食べ
風邪もひかず元気に毎日を過ごしている。
血液検査では、血糖値以外はみな標準値という健康体。

ひとつの家族だと思っている(そうなのだが)しーちゃんは
なんでも混ざりたいし、
なんでも知っていたい。
特にわたしの行くところ
すること
友人関係を知っていたいのだ。

頭の中は昭和のはじめのままで
古い姑をし続けている。
しーちゃんにとって、わたしは未だに若い(^^;)嫁なので
教えておかねば、とわかっていること
しようと思っていることを何度も言うのだ。
もう58才なのに。
わたしも負けじと反発する。
夫も加勢してくれるが、全然効き目がない。
頭の中は、自分が言いたいことでいっぱいで
ひとの話を聞いたり、ひとの気持ちを考えたりするスペースがないらしい。
こんなことを繰り返す毎日。

時々息子が
「おかあさんもタイヘンやね~。」と労ってくれる。

「しーちゃんを愛せるように」との祈りは
「きょうも一日、しーちゃんのストレスから守ってください。」と変わってきた。

ストレスからなんとか逃れるため
姑と思うから腹も立つ
それならパート社員と考えたらどうだろう。
社長はしーちゃん
社長の言うことは、たとえ理不尽だと思っても
いうとおりするだろう。
コレは案外よい方法だと思ったが
タダのパートは長く続かなかった。

この記事を読んで
わたしにもこんなふうに言えるときが来るだろうか
とふと思った。
自分の努力ではできなくても
信仰をもって
神さまに委ねて歩んでいたなら
そんな日が来るのだろうか、と。

きょうのみことばに

   感謝のいけにえをささげる人は、
   わたしをあがめよう。
   その道を正しくする人に、
   わたしは神の救いを見せよう。
               詩篇50:20


と信仰者への祝福が約束されていて
ほんとうに嬉しく思った。

詩篇50章をなんどもなんども読み返して
主の憐れみに感謝し
すこし励まされた朝のひと時だった。
by mariko0204 | 2009-02-03 22:43 | しーちゃん